3歳児健診の「自宅検査」ってどこも同じ?実は自治体によって全然違いました。

妹から聞いて驚いた。
3歳児健診の前に、家庭で視力・聴力検査をして、結果を持っていくように言われたそう。

でも3歳児に家庭で検査なんて…親にとっては至難の業。

しかも、調べてみるとこの仕組み、すべての自治体で同じではないことが判明。
制度の在り方にも疑問を感じたので、今回は3つの視点からまとめました。

自治体によって異なる「3歳児健診の事前検査」

実際にいくつかの自治体を調べてみました。

  • 東京都杉並区:
    視力・聴力検査は家庭で実施し、記録用紙に記入して持参。詳しいやり方のプリントあり。
  • 北海道札幌市:
    健診当日にすべて保健センターで実施(家庭での検査は不要)。
  • 福岡県福岡市:
    コロナ禍をきっかけに家庭での視力検査を導入。現在も一部で継続中。

このように、実施方法は自治体ごとに違います。

感染症対策、保健センターの人手不足、業務効率化など
背景にはそれぞれ事情があるのだと思いますが、
その「ツケ」が親、特に母親に回っているように感じました。

制度の背景と母親への負担

3歳児健診は法律で定められた大事な節目。
子どもの発達や健康を確認し、必要な支援につなげる場です。

でも「家庭でやってください」と言われると、
・子どもが協力してくれない
・正確にできているかわからない
・記録や提出のプレッシャーがある
など、母親側の精神的・時間的な負担は大きいです。

参考:3歳児健診の裏で“母親に丸投げされる検査”があるって知ってた?

子育て当事者として、どう声を届けるか

自治体によって対応が違うということは、
変えていける可能性があるということ。

まずはお住まいの自治体のHPで
「3歳児健診」「家庭での視力検査」「健診のお知らせ」などを調べてみてください。

そして、もし「負担が大きい」と感じたら、
ぜひ声を届けてみませんか?

📩 ご意見提出の例文(自治体問い合わせフォームなどに)

お世話になっております。
〇〇市で子育て中の保護者です。

3歳児健診において、家庭での視力・聴力検査が求められている点についてご意見させていただきます。
幼児の検査は協力が得られにくく、正確性に不安があります。
また、親の負担が大きく、子どもにとっても健診自体がストレスになりかねません。

本来であれば、健診会場で専門的に確認していただけると安心です。
今後の健診方法の見直しをご検討いただけますと幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

声をあげるのは勇気がいりますが、
「私たちは見てるよ」「困ってるよ」と伝えることが、制度を動かす第一歩になるかもしれません。


このブログでは、子育ての「なんでこうなの?」を可視化して、
少しでも暮らしやすい社会につながることを願って発信しています。

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