我が家は中古住宅。玄関扉は昔ながらの引違い戸。
「鍵を替えたいな〜」と思いながらも、住み始めて5年以上が経過してしまった我が家。
自分で交換出来るかな?と思いつつ、できるか不安&面倒で先延ばしに…。
ところが、最近実家付近で泥棒が入ったと聞き、ついに決心!
引違い戸用のディンプルキーを購入して交換してみました!!
その交換記録です。
現状(付け替え前)
こんな昔ながらの鍵?です。
内側から鍵かける時、ちょっと固い。
外側からかける時も、ちょっと押しながらやらないと上手く行かず、ガチャガチャしがちでした。
交換までの道のり(下準備〜
注文した新しい鍵!箱を開けると、チリ・ライナー・扉厚など専門用語がずらり!
いったんそっと箱を閉じて、2週間ほど放置してしまいました(笑)
が、ある日「今日やるゾ!」と決意。
プラスドライバーで古い鍵を外し、調整を繰り返して、
結果から言うとなんと
ド素人の私でも約2時間で無事に交換完了できました!
〜専門用語解説〜
- チリ:左右の戸のすき間。ここをミリ単位で計測。

チリ(扉のすき間)を定規で測る。
- ライナー:扉厚に応じて挟む、スペーサーのような部材。(進撃の巨人が頭をよぎる・・笑
- 扉厚:鍵を取り付けるアルミ枠の外側〜外側の厚み。表面がボコボコ模様でも、鍵をつける縦枠の厚さを目安に。
作業手順
- 古い鍵をプラスドライバーで外す
- チリと扉厚を測定
- 測定したチリと扉厚を説明書の表と照らし合わせ、必要なライナーを確認
- 取り付け
- 施錠・解錠の感触チェック
- 取り付け位置を微調整
ただやってわかったのが、扉のデザインがボコボコしているため、どこからどこまでがチリや扉厚か初めはわかっていなかったためでした。
交換して良かったこと(使い心地の変化)
- 施錠・解錠がスムーズに!(引っかかりが解消し、軽く回すだけで鍵がかかりストレスフリーに!
ディンプルキーで強化された防犯性能
ディンプルキーは、鍵の表面に小さな窪みが並ぶタイプ。内部構造が複雑でピッキング耐性が高いのが特徴です。
また、今回の引違い戸用シリンダーは「カム送り解錠」への対策が取られている点が大きな安心材料でした。
- ピッキング耐性:高い(長時間耐性の表示が目安)
- カム送り解錠:対策あり(外部からカムへ触れにくい構造)
※耐性の時間表記や有無は製品ごとに異なります。
〈カム送り解錠とは〉
今回のタイプは、カムの周囲を金属枠でガード。
外から工具を差し込んでもカムに届きにくいため、カム送り解錠が非常に困難になっています。
一言でいうと:「カムに触れさせない仕組み」が、カム送り対策のキモ!
まだ残る弱点と今後の補強案
鍵の種類を強化しても、物理破壊やガラス割りなど別の手口は残ります。そこで——
- ワンドア・ツーロック化
戸の上下に引違い戸用の補助錠(戸先かんぬき等)を追加。侵入に要する時間を大幅に増やせます。 - 防犯フィルム
ガラスを割られても穴が開けにくいので、時間稼ぎに効果的。 - サッシ強化
古いアルミ枠は細くてこじ開けに弱い場合あり。ストッパーや補助金具の追加を検討。
侵入は時間との勝負。「複数の対策を重ねる」=かけ算の防犯が効きます。
おすすめリンク
サイズが合うかどうかは扉厚・チリの確認が必須。購入前に商品ページの対応表をチェックしてくださいね。
これは鍵の周りが蓄光になっており、夜でも鍵穴が見つけやすそうです!💡
これにしても良かったな〜💦
まとめ
- ディンプルキーへ交換 → ピッキング耐性がアップ
- カム送り対策つき → 引違い戸の弱点をしっかりカバー
- さらに安らに安心するなら、補助錠+防犯フィルム+サッシ強化でかけ算の防犯へ
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